単身赴任に良い面はあるのだろうか?

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現在単身赴任真っただ中である。

 

ちょうど3年目。上の子が小学3年生。下の子がもうすぐ一歳になる年の夏に言い渡された。

 

子供が一番かわいい時期。この時期に一緒に生活してあげられない。

 

これはかなりの苦痛である。

 

正直この時期を過ぎているならば、そう、高校生や大学生になっていたならば、子供にとって親なんて邪魔なだけ。

 

親のほうもそれほど介入しなくなるだろう。

 

それならば単身赴任だって喜んでいくかもしれない。

 

でも、今は一番子供がかわいい時期。

 

こどもにとっても、親が一番大切な時期であり。甘えたい時期でもある。

 

この貴重な時期に一緒にいられない・・・。

 

でも、そんなことばかり考えていては、暗くなるばかり。

 

食べていくために、会社の命令に従わなければならない時も当然ある。

 

そう、家族を守るために、単身赴任しているのだ。

 

単身赴任に良い面などあるのだろうか?

 

「すべてのマイナスの出来事には必ず、プラスとなる要素が含まれている。」

 

「人生における不幸と幸福はほぼ同量なのだ。」

 

 

こんな考え方がある。

 

これはある意味真実だなと思うことがある。

 

幸福には不幸がつきものである。

 

 

大きな幸福ほどそれを失う時の悲しみは計り知れない。

 

 

たとえは悪いかもしれないが、子を授かったことは大きな幸せかもしれないが、子を失うことは人生の意味を失うほどの悲しみだろう。

 

子を授かることは無かった人は子を授かるほどの喜びをあじあうことが感じることがなかったかもしれないが、子を失う大きな悲しみに襲われることもないだろう。

 

 

これは極論かもしれないが、単身赴任のつらさ、悲しさの中にも、それを経験することがない人以上の喜びや感動を味わっているのかもしれない。

 

実際私も、子供たちと過ごす時間の貴重さに、単身赴任してから気が付いた。

 

かみさんの毎日の家事の大変さにも気づいたし、そもそも、時間というものが本当に貴重なものだということに気が付いた。

 

子供が寝るまでの数時間。ここにも大きな幸せがある。

 

 

特に何をするわけでもない。ただ、夕食を食べながら、今日あった出来事を聞く。

 

最近はみんなで見るテレビなんかないから、わたしはテレビ、上の娘は3DS、下の子はパソコンでyoutube、かみさんはすまほ。そんな食後のひと時もある。

 

それでも一緒にいることがどれだけ貴重で大切な時間なのか。

 

今までは気が付かなかった。

 

夜10時を過ぎて、みんな寝るぞーと声をかけ、それぞれの歯を磨いてやり、髪を乾かしてあげる。

 

そして、みんなで川の字で子供たちが寝るまで一緒に寝てあげる。

 

 

時には大人も一緒に寝てしまったりする・・。

 

 

そんなことがとてもいとおしく、大切な日々なのだ。

 

 

なにげなさすぎて、いままでは大切なものなんで感じていなかった。

 

なんなら、早く寝てくれないかなくらいに思っていたかもしれない。

 

 

今ここにある大きな幸せに気が付くことはできたこと。

 

これがまず、単身赴任のいいところだといえるだろう。

 

単身赴任の良い面、まだほかにもあります。それは次回にしましょう。

 

それではまた次回の更新で!