単身赴任していることで後悔してしまうこと。
単身赴任していて一人でいるといろんなことを考えてしまいます。
誰かと話したり、騒がしくしていると余計なことは考えないんですが一人だとどうしてもいろいろなことを考えやすくなってしまうんですね。
そしてよく考えてしまうのが、自分は大切な時間を無駄にしているのではないかということ・・・。
子供が小さくてかわいい盛りに一緒にいてあげられない時間がとても多い。
そしてそんな時間は決して戻ってはこない。
ふと思ってしまうのが、あっという間に大きくなってきてしまったなということ。
下の子が1歳の時から今4歳まで単身赴任中ですが、あっという間の気がします。
そして、それがあっという間だったのが単身赴任のせいに感じてしまうんです。
実際そうなのかもしれません。実際に一緒にいる時間はほぼ毎週のように帰っているにしても、月に7日ほど。
31日顔を見ている父親にくらべたらあっている時間が非常に短いんです。
だからあっという間に感じてしまうのかもしれません。
そんな時、単身赴任したことを後悔してしまうんです。
でも、考え方を変えて、良い面だけを見るようにしています。
月にたった7日しか会っていない。いや、単身赴任している人の多くは多分もっとあっていないでしょう。
私の同僚でも、お金がもったいないからという理由で、奥さんにあまり帰ってこないでと言われるらしく、月に1回しか帰っていないような人もいます。
月にたった2日か3日しか子供に会えないんです。
それでもそんなに問題なく過ごしているように見えます。
なぜか?多分その状況に子供も親も慣れてしまっているからなんでしょう。
それが普通の状態。そうなるととくに何も問題とは思わないのかもしれません。
世の中には海外赴任などで年に1週間しか会えない家族もいるようです。
さすがにそれが当たり前の状態になるのは難しいかもしれませんが、それでも仕方なく人間は生きていくしかありません。
もちろん仕事をやめて家族と一緒に過ごせる仕事につくという選択肢ももちろんあります。
でも、その仕事が尊く大切なものである場合もあるでしょう。
もちろん、家族をよりよく養っていくために単身赴任が必要な人も多いと思います。
年を取っているので今更転職は厳しい人もいるでしょう。
そんな人たちにとっては単身赴任はどうしようも避けられない事実なのかもしれません。
だったら、もう後悔なんてしても仕方がないと思うんです。
後悔するマイナスな時間があるのなら、良い面を見るというプラスな時間を多く持ちましょう。
常に会えないからこそ深まる関係もあります。
毎日会っていては気が付かない貴重な時間にあなたは気が付いたのかもしれない。
そして、もし単身赴任が終わって一緒に住むことができたら、その日々は今まで感じ取れないくらいに幸せな日々に思えるかもしれません。
それはずっと一緒に住んでいる人が感じている幸福よりもっともっと大きく、強い幸福感なのかもしれません。
どんなにつらく、悲しいことがあっても、それに見合うような、楽しく、うれしいことがあるんだと思います。
悲しみと、喜び。不幸と幸福。死と生。それぞれ真逆の要素であり、お互いがないことには存在しえないものであるといってもいいでしょう。
大きな喜びがあれば大きな悲しみもある。そもそも死がなければ生の喜びなんて存在しえないんです。
だからこそ、単身赴任を悲観して後悔するのはやめましょう!!
そこにはもしかしたら単身赴任していない人たちよりもより大きな喜びやこうふくがあるのかもしれないのですから。