単身赴任の食事事情
まだ小さいお子さんをもつ単身赴任のサラリーマンにとって、お金は非常に大きな問題です。
遠距離であればあるほど、帰省にお金がかかります。
毎回帰るお金が出る企業に勤めている方はいいでしょうが、そんな企業は多分まれ、ほとんどの企業で、月に一回か、もしくは帰省費用は出ないような会社も多いと思います。
そうなってくると、毎月の給料で帰省のお金を捻出しなければならず、かなり苦しい家計になってくるでしょう。
単身赴任というのはその単身赴任先での家賃や単身赴任手当というのは出るのが普通ですが、2重生活でかかってくる費用というのはほとんど単身赴任者もちというのが多いと思います。
ガス、水道、電気代、食費、ネット・・・。
思っている以上の出費で、節約生活を強いられている単身赴任者も多いでしょう。
ほとんど家に帰らないというならむしろ単身赴任のほうが給料がいい場合もありますが、多くの単身赴任者は月に何回かは家に帰ると思います。
そうなるとやっぱり節約していくしかありません。
私の場合はたばこは子供が生まれたときに辞めたのでまず問題ありません。
あとは食費、これくらいしか切り詰められるものってあんまりないんですよね。
単身赴任したばかりのころは自炊が一番節約できるだろうと思ってお米を炊いてみたりしたんですがこれが意外とそんなに節約できない。
何せ一人で住んでいるので、スーパーなどのお買い得品は量が多すぎる。
安いと思って買っても一日で使い切れず、冷蔵庫に放置して結局すてることになったり。。。
なんだかんだで、スーパーの閉店間際の総菜半額と、お米だけは炊いておくというのがかなりコスパが高いと思います。
でも、それだとメニューが限られているんですぐに飽きるんですよね・・。
野菜もしっかりとれて、節約できるメニューでおすすめなのはやっぱり鍋です。
夏はちょっと厳しいですが、今の季節は最適!ゆっくり飲みながら食べても冷めないで、熱々が食べられる。
自炊を全くしたことがない人には難しく感じるかもしれませんがそんなことは全くありません。
ものすごく簡単です。
私がよくやる、最も簡単な鍋は「優作鍋」というやつです。
これはかの松田優作が大好物でその名がつけれられたという鍋です。
その作り方は簡単で、もやしと豚バラ、料理酒、そしてポン酢があれば大丈夫。
わたしはポン酢にニンニクを溶かしてつけて食べるのが好きなのでプラスニンニクです。
作り方はいたって簡単。
なべにモヤシを入れます。結構大量に山のようにしても大丈夫。
その上に豚バラをかぶせていきます。
そして、料理酒をおおさじ2~3はい位鍋に入れます。
それだけ。
あとは鍋に蓋をして中火位で15~20分くらい煮たら完成です。
にんにくを入れたポン酢等につけて食べます。
いたってシンプルですが、肉の油をモヤシが吸い込んでうまい!
豚バラもなんかうまい!
モヤシ二袋くらいいけちゃいます。
モヤシなんて二袋でも40円50円。
豚バラも100グラムで100円程度でしょうから150円くらいで十分食べれちゃいます。
単身赴任の節約について書いてきましたが、そもそも浪費癖がある人はまずそれを直さなければならないでしょう。
ギャンブル・たばこ・酒・無駄遣い・・・・。
実は私はそのすべてを行っていました・子供が生まれる前までは・・。
子供が生まれてから奥さんとともにタバコを止め、ギャンブルをやめました。
無駄遣いも必然的にしなくなり、唯一のこった酒だけはやめていません。
単身赴任してから酒だけはちょっと増えてしまったかもしれません。
だって、止める人がいないんですから・・・。
ということで、できるだけ家に帰りたい単身赴任者にとっては食事も節約しなくてはいけなくなります。
だからといって、おなかをすかしていては仕事になりませんし、しっかり栄養をつけないと病気になってしまいます。
なので、できるだけ野菜を多くとれる自炊をお勧めします。
一人暮らしの経験がある方ならわかると思いますが、スーパー等では一人分で買うとかなり高くついてしまいます。
まとめて買わないと安くならないんですよね。でも、一人だし・・・。
そう、冷凍をうまく使うことをお勧めします。
ちょっとはじめはめんどうかもしれませんが、冷凍できる野菜やお肉、冷蔵庫でもかなり持つ食材を選びます。
肉は豚でも、鳥でも冷凍できます。多めに買っても小分けにラップして冷凍してしまえば使いたいときに使えます。
野菜は日持ちするものは冷蔵庫で、白菜なんかはかなり持ちます。冬場、雪の下に埋めて甘くするくらいですからね。
ネギやキノコ類も冷凍保存可能です。長ネギなんかは適当に切って冷凍庫に放り込んでおけば、使いたいときにすぐ使えます。
結局はトータルでどれだけコストがかかったかが重要なので、自炊がへたくそな方はスーパーの半額総菜を活用したほうが安くつくかもしれません。
その辺は自分でどこまでできるのかがポイントなので、探っていくしかないでしょう。
食事の満足度なんかも、やっぱり自炊したほうが高いと思いますよ。